セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)は定義しています。
今、日本ではこのセルフメディケーションの必要性が声高に唱えられています。
セルフメディケーションが必要となる背景
セルフメディケーションを実践するには?
冒頭に示した定義にあるように、「軽度な体の不調は自分で手当てをする」といっても、闇雲に病院に行かなないで自己治療を行うことがセルフメディケーションではありません。セルフメディケーション実践ポイントは大きく分けて3つ。
- 食事、運動、睡眠など生活習慣の改善を図ること
- 血圧、体重などの定期チェックや健康診断によって自分自身の体調を正しく知ること
- 症状によって適切な対処法を選ぶこと
多くの現代人が罹患している高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症等は、生活習慣病と言われ、 予防が可能な病気と言われています。日頃から病気にならない体づくりのために、生活習慣の見直し、改善を図ることが大切です。
病気を重篤化させないためには早期発見・早期治療が大切。日頃から自身の健康に興味を持ち、 しっかりと自己管理をしましょう。
対処法には、お薬を使わずに生活習慣の改善や健康食品・サプリメントなどを用いる、一般用医薬品(市販薬)を使って症状を和らげ回復を図る、必要に応じて医療機関を受診する、などを上手に使い分け、ケアすることが大切です。
セルフメディケーションの効果
かかりつけ薬剤師を持ちましょう
自分の体質や状態、症状に合った薬を適切に使用するために、日頃からかかりつけの薬局や薬剤師を決めておけば、自分の体質に合ったアドバイスを受けられます。また、医師から処方される薬との重複使用による悪影響や、飲み合わせによる副作用なども防ぐことができます。自分の飲んでいる薬を正確に知り、副作用などの問題を防ぐためには、お薬手帳もおすすめです。
※上原薬局では、様々な専門的知識を持ったスタッフがセルフメディケーションの支援を行っています。お気軽にご相談ください。